少女漫画、ボーイズラブ(BL)など、その作風に多くの熱狂的ファンを得ているサブカル界のカリスマ・中村明日美子の衝撃的な傑作「ダブルミンツ」がついに実写映画化となった。
高校時代に強者と弱者の主従関係となっていた同じ音の名前を持つ二人の男が、時を経て衝撃的な再会をしたことで、その関係は次第に新しい関係に変わっていき、やがて取り返しのつかない犯罪の世界へ墜ちていく姿を描いたストーリーは、『ブエノスアイレス』、『マイ・プライベート・アイダホ』の系譜を継ぐ、男同士の極限までの愛憎を昇華させた作品になっている。
主演は、今作が映画初主演となる『僕だけがいない街』、『ミュージアム』の淵上泰史、BOYS AND MEN(ボーイズ アンド メン)のメンバーとして活躍し、俳優としても『白鳥麗子でございます!THE MOVIE』といった作品で活躍している田中俊介の二人が、ただならぬ男たちの関係を鮮烈に演じている。
共演には、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや演劇「ハイキュー!!』シリーズの須賀健太、『アンチポルノ』主演で話題の冨手麻妙、『想いのこし』の川籠石駿平、『そこのみにて光輝く』の高橋和也、『グッドモーニングショー』の小木茂光が脇を固めている。監督は『下衆の愛』でロッテルダム国際映画祭ほか30以上の海外の国際映画祭で上映されて話題を呼んだ内田英治が手掛けている。