キャスト・スタッフ

淵上泰史

1984年4月30日和歌山県出身。デビュー前、フォトグラファーのブルース・ウェーバーに被写体として見出され、その後レスリー・キーとの出会いがあり写真集「SUPER TOKYO」に参加。2011年『軽蔑』において廣木隆一監督の目に留まり、本格役者デビュー。その後、TBS「生まれる。」(TBS)にレギュラー出演し、さらにコミックZENON 短編web movie「今ならわかる」(監督:富岡忠史)にて早くも初主演を果たす。13年Google「Nexus7」のCMに出演し注目を集める。14年1月に「S-最後の警官-」(TBS)、7月に「昼顔 平日午後3時の恋人たち」(CX)、10月に「ファーストクラス」(CX)に立て続けにレギュラー出演。またこの年映画『花宵道中』において安達祐実の相手役を務め話題となる。
その他の主な映画出演作として、『東京プレイボーイクラブ』(11)、『ヘルタースケルター』(12)、『プラチナデータ』(13)、『ぼっちゃん』(13)、『受難』(13)、『マエストロ!』(15)、『ストロボ・エッジ』(15)、『7s』(15)、『僕だけがいない街』(16)、『夏美のホタル』(16)、『にがくてあまい』(16)、オムニバス映画『アニバーサリー』(16)、『永い言い訳』(16)、『ミュージアム』(16)などがある。

田中俊介

1990年1月28日愛知県出身。東海エリア出身・在住のメンバーで構成された10人組ユニットBOYS AND MENのメンバー。 映画やテレビドラマなど、俳優としての活動にも力を注いでいる。
主なドラマ出演作に「明日の光をつかめ 2013夏」(13)、「金とくスペシャル 名古屋発!生放送ドラマ「喜劇 娘が嫁ぐ日」」(14)、「なぜ東堂院聖也16歳は彼女が出来ないのか?」(14)、「ミステリなふたり」(15)、「プラチナエイジ」(15)、「全力離婚相談」(15)、「キスのカタチ」(16)、「まかない荘」(16)、「白鳥麗子でございます!」(16)がある。主な映画出演作には『サムライ★ロック』(15)、『復讐したい』(16)、『白鳥麗子でございます! THE MOVIE』(16)、『シェアハウス』(17)などがある。

須賀健太

1994年10月19日東京都出身。1999年子役デビュー。ドラマ「人にやさしく」(02)、「喰いタン」(06-07)や、映画では『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)、『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』(06)等、数々の話題作品に出演。現在はTV「世界の村で発見!こんなところに日本人」レギュラー出演の他、「金の殿 ~バック・トゥ・ザ・NAGOYA~」(17)では主演、3月より演劇「ハイキュー!!勝者と敗者」主演。
他の映画出演作に、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(07)、『死にぞこないの青』(08)、『釣りキチ三平』(09)、『桜田門外ノ変』(10)、 『ALWAYS 三丁目の夕日’64』(12)、『生贄のジレンマ』(13)、『スイートプールサイド』(14)、『青鬼』(14)、『未来のカケラ』(16)、『シマウマ』(16)、『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』(16)、『バースデーカード』(16)。待機作として『獣道』(17)がある。

川籠石駿平

1995年3月12日千葉県出身。初主演作品『震動』は、PFFアワード2013 映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)、観客賞(名古屋)受賞。
主な出演作に、TVドラマ「なぞの転校生」(14)、「BORDER」(14)、映画では『想いのこし』(14)、『獣道』(17)等がある。

 

冨手麻妙

1994年3月17日神奈川県出身。15歳のとき芸能界入り。「わたしは女優になる」と決意し、本格的に芝居を始める。2011年に主演で舞台に立ち、NHK連続テレビ小説「花子とアン」(14)、映画では『新宿スワン』(15)、『リアル鬼ごっこ』(15)、『みんな!エスパーだよ!』(15)、『闇金ドッグス』シリーズ等に出演。2017年1月には『アンチポルノ』(園子温監督)で長編映画単独初主演を飾った。

 

高橋和也

1969年5月20日東京都出身。1988年、ロックバンド「男闘呼組」のメンバーとしてデビュー後、長崎俊一監督『ロックよ、静かに流れよ』(88)や、蜷川幸雄演出の舞台「ペール・ギュント」(90)などに出演。1993年のグループ解散後、1年間ほどアメリカ放浪の旅をする。翌年、舞台「NEVER SAY DRAEM」(94)、映画『KAMIKAZE TAXI』(94)で俳優活動を本格的に開始し、以降は舞台、映画、TVと幅広く活躍。『そこのみにて光輝く』(14)では地元を牛耳る残忍な土建屋を演じ、第29回高崎映画祭最優秀助演男優賞を受賞。また韓国俳優イ・ビョンホンの吹き替えでも知られ、声の仕事でも活躍中。
主な映画出演作に、『八つ墓村』(96)、『マルタイの女』(97)、『ハッシュ!』(02)、『歩いても歩いても』(08)、『藁の楯』(13)、『そして父になる』(13)、『きみはいい子』(15)、『太陽』(16)などがある。

小木茂光

1961年福井県出身。1984年からパフォーマンス集団、「一世風靡」のリーダーとして活躍後、役者に転身。テレビドラマと映画で空前の大ヒットを記録した『踊る大捜査線』シリーズなど、数多くの作品に出演している。
主なドラマ出演作に「ストロベリーナイト」(12)、「妻は、くノ一」(13)、「遺留捜査 (第3期)」(13)、「軍師官兵衛」(14)、「花咲舞が黙ってない」(14)、「ラヴソング」(16)、「人形佐七捕物帳」(16)など。
映画では『バベル』(06)、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(07)、『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』(10)、『R100』(13)、『くちびるに歌を』(15)、『HiGH&LOW THE RED RAIN』(16)、『グッドモーニングショー』(16)などに出演し、名脇役としての地位を確立している。

 

内田英治(監督・脚本)

ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。『週刊プレイボーイ』記者として活動の後、2000年スペシャルドラマ「教習所物語」(TBS)で脚本家デビュー。その後、映画『ガチャポン』を初監督。2014年公開の『グレイトフルデッド』は世界3大ファンタ映画祭のひとつ“ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭”、アメリカ“ファンタスティック・フェスト”、イギリス“レインダンス映画祭”、日本“ゆうばりファンタ”ほか主要映画祭で上映され、イギリスでは初の海外配給もされた。2015年公開の『家族ごっこ』(出演:斎藤工、でんでん、鶴田真由ほか)はショートショートフィルムフェスティバルのオープニング作品に選出。『下衆の愛』(16)はスマッシュヒットを記録し、東京国際映画祭2015の日本映画プラッシュコンペに選出された。その後ロッテルダム国際映画祭ほか、世界30以上の映画祭で上映され、ドイツ・イギリス・香港・台湾にて配給もされる。Taste of cinemaにて2016年日本映画部門5位に選出される。またAMPベストアジアンフィルムでは16位にランクイン。他の公開予定作品に『獣道』(17)がある。

中村明日美子(原作)

1月5日神奈川県生まれ。2000年、マンガF(太田出版)にて「コーヒー砂糖いり恋する窓辺」でデビュー。以降、官能的なストーリーから青春もの、ボーイズラブまで多彩な作品を送り出している。代表作に「Jの総て」「同級生」、「卒業生」、「ウツボラ」「鉄道少女漫画」などがある。「同級生」は2016年にアニメ映画化されて大ヒットしている。

~コメント~

実写版『ダブルミンツ』をご覧いただきありがとうございます。これからご覧になる方、ご興味を持ってくださっている方もありがとうございます。今回こういうお話をいただいて正直実現は無理だろうと思っていたのですが、キャスト様スタッフ様のご尽力でこうして形になることができました。ほとんど不可能だろうと思ったキャスティングも、思いがけず熱心で情熱を持った方々に演じていただけて、この作品は本当に幸運でした。そして監督様。重箱の隅をつつくような脚本の直しを叩きつけたにも関わらず粘り強く返球してくださり、原作を読んでくださった方々にもご満足いただける内容になったと思います。どうぞお楽しみいただければ幸いです。